ここに流れる空気はいいなと思う

MANOSGARDEN262009-02-03

先週の日曜日は面白いギャラリー+カフェに2度目の訪問。横川商店街の先の角っこにたたずむ"カモメのばあばあ"。一度目は去年の暮れのADEKI YUKAさんの初個展で来させてもらいました。店主のririさんは最近出会った面白くて素敵な女性。誰に対しても垣根のない自由で気さくなお人柄のお陰で、いつも近くの人や、方々からの老若男女たちが、引力にしたがってここに集ってきているようです。私もこの前は一人で訪ね、見ず知らずのおっちゃんやら、おばちゃんや若人達と楽しくお喋りし、和んで帰らせてもらいました。腰のまがった近所のおばあちゃんもririさんのチーズケーキを美味しそうに食べながらコーヒー飲んでいて可愛らしい風景だなあと、、、京都にある進々堂っていう喫茶店に行った時のことを思い出しました。お店の雰囲気も広さも違いますが、そこも老若男女、さまざまな人がいてそれぞれが自由にくつろいでいて、私の好きな感じだったのです。

彼女はここのギャラリーを開いた去年の夏まではイギリスで留学をしていたそうです。Brightonという南部の海沿いの街に住み、その後はLondonに移動して暫しの間、フラットを借りて滞在していたそうです。 そのロンドン滞在中のお話を物語にして店に置いてるから読みにきてー!と言われ、面白しろそうだったので早速読んできました。そのSTORYとは、『Ladbroke Groveの魔女』というririさんがLondonで下宿していたフラットの所在するLadbroke Groveでの実際にあった日々のお話。(魔女はそこのフラットのランドレディのSallyのこと。メタファーとして)Sallyは傷だらけで包丁ふりかざしていつも怒ってるというような女性だったそうです。聞いただけで恐ろしいですよね。だから、借りた人もすぐそこを出て行ってしまうようなそんな魔女の館での日々をririさんは物語にしてるのです。(笑)ririさんは自分のことをセンスがないから、、って言ってましたが、でもこんな恐ろしいフラットの生活ですら物語にしてしまって楽しむことのできるririさんのユーモアのセンスって素敵だなと私は思うのでした。さて、現在開催してるのは2/14まで中島延さんのパステル・テンペラ画の展覧会です。ヌードの絵画が素敵でしたよ。ぜひどうぞ足を運んでみてください。詳しくは→"ririさんの日記" 私もまた時間のあるときにふらっと。ririさん またウェイトレスしに(笑)伺いますよ〜