太陽と月のはざまに

MANOSGARDEN262010-01-04

何年前かのお正月、バリ島から深夜発関西行きの飛行機の中、機内に入ってすぐ眠り、そこから数時間、ふと目が覚めた時に両脇の窓から同時にお月様とお日様が見えるという神秘的な瞬間に遭遇したことがありました。それから、私の卒論のテーマでだった"alexander calder"というモビール、スタビルの作者。彼もガリレオ号という船の火夫としてNYからパリに向かう航海の途中、パナマ沖で朝日が東の海から昇り、そして同時に西の海に月が沈んでゆくという様をみてとても宇宙的な感動を覚えます。その感動がのちの彼の作品を通じたUNIVERSEというテーマとして生き続いてゆきました。何故かこの2つの出来事について新年の晩ふと考えました。
日は昇り、光が空に広がり、闇が消えてゆく。そして再び日は暮れ、闇に星が照らされる。果てしない宇宙の中に小さい我を放り込み、そしてその中に溶けてゆく。今年のイメージです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
love & light
MANOS GARDEN

PS/6日より通常営業です。尚9日(土)より森田節子作品展「小さな箱とワイヤーワークス」という展覧会を開催いたします。とても素敵な作品ばかりです。9(土)・10(日)は森田節子さんが在廊されます。ぜひぜひ!ご覧下さいませ。