2人の種まき展

MANOSGARDEN262009-03-26

本日、明後日28日からの展覧会『2人の種まき展』の作品たちが届きました。早川ユミさんと小野セツローさんの作品。セツローさんはユミさんのお義父さんにあたり現在は愛媛県の松山の郊外に住んでおられます。今回の展覧会はお身体を悪くされ、いらっしゃいませんが、ユミさんは28日から29日にかけて、MANOSに来られて『リネンのまえかけづくり』のワークショップも行われます。2日間のワークショップは満席となっております。詳細も決まらないずいぶん早くから申し込みを頂いて、私たちもびっくりしました。地球の真ん中にむかって、根っこをはやしてグラウンディングして、空に向かって深呼吸して暮らしているユミさんだから、きっと大きなエネルギーを無意識のうちに動かしているんじゃないかな?そんな気がします。私たちはセツローさんにはまだお会いしたことは実はありません。本などで作品は拝見していたのですが、今日届いた荷物をほどくと、、、何とまあ、愛らしいというか。うまく言葉が見つからないのですが、温かくて、じんわり優しさの滲んでいるようなそんなセツローさんの手の跡の残るものたちばかり。今回はお身体の具合で、かんざしと絵画を送ってくださるという事でしたが、『土の神さま』が何体か一緒にくるんでありました。ユミさんのつくった布のお洋服やバッグにももちろん、セツローさんの土の神さま、かんざし、絵、のひとつひとつに小さい「たましい」が宿っているのを感じます。ユミさんはセツローさんの事をこう語っています。「セツローさんは哲平(ユミさんのご主人、陶芸家)の父ですが、それだけでなく何かでつながっているような感じがします。わたしが哲平のろくろの削りかすの土で小さな神さまを作ったら、セツローさんもつくるという風に、なにか見つめているもの、めざすところが似ていてお互いに影響しあっているのです。」ものをつくる素朴な喜び。楽しみ。人間臭いシンプルな生への力強さみたいなものが、胸をうつ、そんな感じです。ぜひお2人の作品をご覧ください3/28(土)から4月4日(土)まで早川ユミ・小野セツロー2人の種まき展@MANOS GARDEN